| 医院名 |
|---|
| 社会福祉法人むべの里光栄 かわぞえクリニック |
| 院長 |
| 善甫 宣哉 |
| 理事長 |
| 隅田 典代 |
| 住所 |
| 〒755-0074 山口県宇部市川添1-2-5 |
| 診療科目 |
| 内科・外科 |
| 電話番号 |
| 0836-52-7762 |
宇部市川添
内科・外科・リハビリテーション科
私たちが目指すのは、「地域の皆さまに信頼されるかかりつけ医」です。
そのために患者さん1人ひとりの健康上の悩みや不安に真摯に向き合い、
納得いただいたうえで治療を受けていただけるよう、わかりやすい、丁寧な説明を心がけております。
どうぞお気軽にご相談、ご来院ください。
2026/8/1 高齢者の脂質異常症管理:一次予防と二次予防の違い
加齢は動脈硬化性疾患の重要な因子であり、高齢になればなるほど脳血管障害、冠動脈疾患(心筋梗塞)は発症しやすくなります。さらに、性別、高血圧と糖尿病の有無、喫煙歴、家族歴と関連しています。
「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017」では、冠動脈疾患の既往のみが二次予防*に分類されています。すなわち、心筋梗塞を過去に発症した高齢者ではLDL(悪玉)コレステロールを100mg/dL未満(急性冠症候群、家族性高コレステロール血症、糖尿病、冠動脈疾患と脳梗塞の合併では70mg/dL未満)に低下させると生命予後が良好となります。一般的にストロングスタチン(ロスバスタチン)と効果が不十分な場合は、小腸コレステロールトランスポーター阻害薬(エぜチミブ)が追加投与されます。
冠動脈疾患の既往がない一次予防**で、糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、非心原性脳梗塞、末梢動脈疾患(PAD)のいずれかがある場合は、高リスクに分類され、LDLコレステロールを120mg/dL未満に低下させます。
上記4疾患(糖尿病、慢性腎臓病、非心原性脳梗塞、末梢動脈疾患)がない一次予防では、LDLコレステロール値を140-160mg/dL未満にコントロールします。この場合、低リスクと中リスクの分類が非常に煩雑なので、私はLDLコレステロール値が180mg/dLを超えたらスタチン治療を開始しています。プラバスタチン、アトルバスタチン、ロスバスタチンの投与により20-30%の低下が期待され、140mg/dL未満になると予想されます。
65歳から75歳未満の前期高齢者では、高LDLコレステロール血症に対するスタチン治療は、冠動脈疾患、非心原性脳梗塞の一次予防効果が期待されます。しかし、75歳以上の後期高齢者では、高LDLコレステロール血症に対するスタチン治療による一次予防効果は明らかでありません。逆に、高齢者においてスタチン治療は糖尿病の新規発症を有意に増加させるので注意が必要です。
最近の報告では、75歳から84歳までの後期高齢者に小腸コレステロールトランスポーター阻害薬(エぜチミブ)を投与し、初回複合心血管イベント(突然死、心筋梗塞、冠動脈再建、脳梗塞)の予防効果が示されました。しかし、85歳以上の超高齢者では予防効果は示されませんでした。
中性脂肪(トリグリセライド:TG)の正常値は150mg/dL未満です。肥満がある場合は食事療法、運動療法が優先されます。それでもTG値が改善しない場合は、フィブラート製剤が投与されます。ペマフィブラート(パルモディアXR)は1日1回の投与で改善が期待されます。さらに、HDL(善玉)コレステロール値が40mg/dl未満の方では、HDLコレステロールの上昇作用もあります。
二次予防*:冠動脈疾患の既往がある方の、2回目以降の心臓発作や再発を予防すること。
一次予防**:冠動脈疾患や非心原性脳梗塞の既往がない方の、新規の発症を予防すること。
2026/7/28 高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1C値)
日本糖尿病学会と日本老年学会の合同委員会による高齢者糖尿病診療ガイドラインより高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1C値)が示されています。
65歳未満では、過去1-2ヶ月間の血糖コントロールの指標であるHbA1C値は7.0%未満です。一方、65歳以上の高齢者では、患者の認知機能、日常生活動作(ADL)(手段的ADL*と基本的ADL**)、併存疾患、重症低血糖のリスクなどを考慮して個別に設定されています。
認知機能が正常かつADLが保たれているカテゴリーIの高齢者では、65歳未満と同様にHbA1C値は7.0%未満です。重症低血糖が危惧される薬剤(インスリン製剤など)の使用がある場合は、75歳未満では7.5%未満、75歳以上では8.0%未満とされています。
軽度認知障害(MCI)から軽度認知症または手段的ADL*の低下があり、基本的ADL**が保たれているカテゴリーIIの高齢者でも、HbA1C値は7.0%未満です。ただし、重症低血糖が危惧される薬剤(インスリン製剤など)の使用がある場合は、8.0%未満とHbA1C目標値が緩く設定されています。
中等度以上の認知症または基本的ADL**の低下または多くの併存疾患や機能障害があるカテゴリーIIIの高齢者では、HbA1C値は8.0%未満と緩く設定されています。さらに、重症低血糖が危惧される薬剤(インスリン製剤など)の使用がある場合は8.5%未満とされています。
つまり、加齢に伴って重症低血糖の危険性が高くなることに十分注意する必要があります。
*:手段的ADL:買い物、食事の準備、服薬管理、金銭管理、交通機関を使った外出など
**:基本的ADL:移動、階段昇降、入浴、トイレの使用、食事、着衣、排泄など
2026/7/4 夏季休業のお知らせ
2026年8月8日(土)、9日(日)、10日(月)、11日(火・祝)、15日(土)、16日(日)、17日(月)です。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
2024/3/1 ホームページを公開いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。
| 外来診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~12:30 (受付は12:00まで) | / | ● | ● | ● | ● | ● | / |
| 14:00~18:00 (受付は17:30まで、 土曜日の受付は17:00まで) | / | ● | ◆ | ● | ◆ | ● | / |
◆水曜日・金曜日の14:00~16:00は訪問診療となります。
休診日//月曜日・日曜日・祝日
当日の混雑状況や診察状況により、受付を早めに終了させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※直接の来院、お電話での受付もさせて頂いております。
※予防接種はこちらからの受付は行っておりません。電話にてご予約をお願い致します。
明細書発行体制等加算
明細書を無料で発行しています。 必要のない場合は、申し出てください。
電子的診療情報連携体制整備加算
時間外対応体制加算
当院では、診療時間外においても患者様からの電話等による問い合わせに対応できる体制を整えています。
ベースアップ評価料
当院では、勤務する職員の賃金改善を実施するため、外来・在宅ベースアップ評価料を算定しています。
※本加算は、医療機関に勤務する職員(医師、看護師、事務職員等)の処遇改善を目的とした診療報酬上の評価です。
物価対応料
令和8年6月の診療報酬改定に伴い、物価高騰への対応として「物価対応料」が新設されました。
初診・再診時に所定の点数が加算されます。
外来感染対策向上加算
在宅医療DX情報活用加算
一般名処方加算